新学術領域 第一回班会議レポート

 新学術領域研究「血管―神経ワイヤリングにおける相互依存性の成立機構」第一回班会議が、1月17日から19日にかけて『神戸市兵衛向陽閣』にて行われました。 本会議は、これまで8名の計画班員間のコミュニケーションに留まっていた研究室間の『ワイヤリング』を、各ラボの若手研究者同士のコミュニケーションにより、『ワイヤリング』の束を広げ、PI・若手研究者一丸となって本領域の研究目標である「血管―神経ワイヤリングにおける相互依存性の成立機構の解明」に向け邁進する第一歩としてとり行われました。

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 高橋領域代表の開会の辞で始まり、3日間にわたり26名の若手研究者による最新の研究成果の発表が行われました。各自15-20分間という通常の学会発表より長めの持ち時間は、ともすれば説明不足になりがちな研究のバックグラウンド・今後の展望にも充てられ、かなり専門的な内容もお互いに理解しやすいものとなりました。本領域の特徴としてマウス・ニワトリ・ゼブラフィッシュ・ショウジョウバエなど各研究室によって用いるモデル動物が異なり、それぞれの特徴を存分に生かした血管―神経相互作用に纏わる知見は、普段あまり得ることのない情報であり、個々の研究にとって大きなヒントとなりました。

高橋領域代表の開会の辞により幕を開けた


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3日間にわたり、26名の若手研究者による最新研究成果の発表が行われた
若手研究者同士による活発な質疑応答


 発表後の質疑応答では息つく間もないほど質問が飛び交い、若手研究者同士の活き活きとしたディスカッションにより、数多く研究室間での共同実験のアイデアが生まれました。ディスカッションは休憩時間、食事の時間にも及び、正に「ワイヤリング」の束が広がっていく格好の場となりました。
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ディスカッションは食事、休憩時間にまで及んだ


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 スペシャルトークとして、米国NIHより、総括班の研究協力者である向山洋介博士をお招きし、血管−神経クロストークに関する未発表の最新データを披露して頂きました。向山博士は「血管―神経ワイヤリング」の第一人者でもあり(Mukouyama et al. Cell 2002)、向山博士とのディスカッションは若手研究者にとって、大変有意義なものとなりました。
NIH向山博士によるスペシャルトーク

 


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